あらすじ
「アカギ」は、桜木紫乃による古典的なスタイルの探偵漫画です。
主人公の赤木憐太郎は、高校生探偵として名を馳せています。元は推理作家を夢見る書生でしたが、ある事件をきっかけに探偵となり、相棒の冴木蛍と共に事件を解決していきます。
古典的な作風で、トリックに基づいた謎解きが特徴的です。怪人二十面相や魔術師などの犯人、トリック満載の密室殺人事件が描かれていきます。
詳細なあらすじは控えさせていただきますが、懐かしさと新しさを併せ持つミステリ作品だと思います。推理漫画ファンにはオススメの1作品だと言えるでしょう。
作者：福本伸行
目次
漫画:アカギのレビュー・感想
血抜き麻雀が面白すぎる
本作は赤木しげる(通称アカギ)の活躍を描いた作品で、まだ麻雀を知らない頃から描かれています。 麻雀での戦いを描いた作品なのですが、ただ強力な手配がくるというのではなく、相手の心理を誘導するような麻雀が面白かったです。
その傾向が出ていたのは最終章となる鷲頭宅で行われた血抜き麻雀。 アカギは血液をとられ、文字通り限界に近い近い状態で麻雀を打っていました。
もし鷲頭に振り込むと失血死してしまうという状況でも平静を保ち、鷲頭の思考を誘導して罠にはめていく場面が最高でした。
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