あらすじ
『メイドインアビス』は、未知の秘境「アビス」と呼ばれる巨大な縦穴を舞台にした冒険ファンタジー漫画です。アビスは奇怪な生物が生息し、人類の技術では作り出せない貴重な遺物が眠っている、地球上で最後の未探索地とされています。この神秘的な穴は多くの人々を魅了し、冒険者たちは「探窟家」として知られるようになり、深淵の謎を解き明かそうと挑戦を続けています。
物語の主人公は、アビスの緑に囲まれた街「オース」に住む孤児のリコです。彼女は伝説の探窟家である母親のように、いつかアビスの最深部に到達し、その全ての謎を解明することを夢見ています。ある日、リコはアビスの探索中に少年の姿をしたロボットを発見し、彼との出会いが彼女の冒険に新たな展開をもたらします。
『メイドインアビス』は、幻想的な世界観と深いストーリーテリングが特徴で、リコとロボットの少年との関係や、アビスの秘密に挑む壮大な旅が描かれています。この作品は、その美しいビジュアルとともに、冒険と発見のドラマを巧みに展開していきます。
作者：つくしあきひと
漫画:メイドインアビスのレビュー・感想
希望と絶望が入り交じる冒険譚
全体的に、前向きな主人公の女の子と少し怖がりなロボットの男の子が主人公の冒険ストーリーなんだけど、とにかく命の危機にさらされたり過酷な出来事に合うので鬱マンガの部類に入るんでしょうね。
でも、出てくる子供達の可愛さはもちろん、大人達も皆いいキャラしてる。
リコの子どもならではの純粋さ、甘さが命取りになることもしばしば…。
常に希望と絶望の混沌を感じる。
結末も、最高に明るくて最高に暗い、そんな感じになりそうな漫画。
グロさがえげつないファンタジー冒険もの
キャラクターデザインや背景が可愛いほのぼの系の作品かと最初は思いましたが、とんでもない漫画でした。医療系とは違うグロさ、気持ち悪さの連続。しかしそれだけのストーリーではなく、その後に来る感動で涙が止まりません。アビスという謎の場所に憧れまっすぐに先に進んでいく主人公達、どれだけ辛いことがあっても前を向き諦めない姿に感動します。先にどんな試練や真実が待ち受けているのか早く続きが見たいと思えるおすすめ漫画です！