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    漫画:コーポ・ア・コーポのレビュー・感想

    漫画:コーポ・ア・コーポのレビュー・感想

    あらすじ

    漫画『コーポ・ア・コーポ』は、大阪の安アパートを舞台に、訳ありの住人たちの生活を描いた作品です。このアパートには借金、DV、援交といった過酷な背景を持つ人々が住んでおり、ある日、住人の一人が自ら命を絶つという事件が発生します。作品は、これら堕ちた人生を送る住人たちの機微を、繊細かつタフに描写しています。岩浪れんじという今注目の漫画家による衝撃の初単行本であり、ジャンルを問わず多くの読者からの注目を集めています。芥川賞作家・西村賢太氏も「得体の知れぬ日常を底知れぬ生命力で渉る。そんな人たちが、ここにいる。」と絶賛しているこの作品は、生のリアリティと人間ドラマの深さが際立つ、読むべき作品です。

    作者:岩浪れんじ

    目次

    漫画:コーポ・ア・コーポのレビュー・感想

    中身は普遍的な人間のお話

    安アパートで暮らす人々、その周辺の人々の人間模様を俯瞰で覗き見しているような距離感が絶妙に気持ち良い漫画です。
    深い事情のある人、そこまで無い人、年齢も性別もバラバラ…この漫画を読んでいると、そんなとりとめもない人たちの日々の暮らしや考えていることにビックリするくらい心が動かされている自分に気づきます。
    人の目を気にして生きることのアホらしさ、気をはらずに当たり前にただ毎日をおくること、何か普遍的なものを見せられているような気持ちになります。
    年代問わず一度読んでみて(覗いてみて)ほしいです。

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