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    漫画:からくりサーカスのレビュー・感想

    漫画:からくりサーカスのレビュー・感想

    あらすじ

    『からくりサーカス』は、遺産相続を巡る命の危機、独特の病に冒された男、そして特技を持つ女性の三者が織りなすアクション冒険漫画です。主人公の少年・勝は、巨額の遺産を相続することから命を狙われます。彼の運命が変わるのは、人を笑わせないと死んでしまうという奇病にかかった鳴海と出会ったときです。二人はやがて、からくり人形を操る謎の女性・しろがねと出会います。しろがねは勝を守るため、そして自身の目的を果たすために二人と協力します。彼らの出会いは、からくり仕掛けの壮大なサーカスのような物語を展開させます。この漫画は、遺産相続という重厚な背景に、人形操りという独自のアクション、三者三様の個性的なキャラクターが絡み合いながら、一大エンターテインメントを生み出します。

    作者:藤田 和日郎

    目次

    漫画:からくりサーカスのレビュー・感想

    味方キャラがかっこいい

    サハラ砂漠での決戦編は物語の途中でありながら、最終回並みの熱さがあります。主人公の鳴海と共に戦うしろがねたちはこの編にしか登場しないのですが、キャラの見せ方がうますぎて、すぐに愛着がわきます。だからこそ鳴海のために自らの命を懸けて戦うしろがねたちがかっこよくて、手に汗握る展開の連続に心躍りました。
    もちろんただかっこいいだけではなく、この編のラストは絶望的です。主人公の絶望が伝わってくる表情には、こちらまでもの悲しい気持ちになったものです。

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