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    漫画:SLAM DUNKのレビュー・感想

    漫画:SLAM DUNKのレビュー・感想

    あらすじ

    『SLAM DUNK』は、井上雄彦によるスポーツ漫画で、バスケットボールを題材にしています。物語の主人公、桜木花道は、中学時代に50人の女の子にフラれ続けた不良高校生で、バスケットボールへの興味もなかったが、高校入学時に好きになった女の子がバスケのファンだったことから、バスケ部に入部します。当初は自己中心的でバスケのルールも知らない桜木でしたが、彼の持つ身体能力とバスケットへの隠れた才能が徐々に開花していきます。湘北高校バスケットボール部として、チームメイトと共に全国大会を目指す過程で、桜木はバスケットボールへの情熱と真剣さを深め、成長していく姿が描かれます。友情、努力、勝利をテーマに、青春の熱さと感動を伝えるこの作品は、多くの読者に愛され続けています。

    作者:井上 雄彦

    目次

    漫画:SLAM DUNKのレビュー・感想

    敵キャラを悪として書いてないから魅力的

    対戦相手を悪として描いていないのが魅力的な作品です。敵チームを悪ではなく対戦相手として描いているからこそ、主人公チーム以外も魅力的で感情移入ができるようになっています。どのキャラにもしっかりとしたドラマがあるからこそ、主人公チームだけでなく対戦相手も応援したくなる魅力に溢れています。
    特に陵南と海南は湘北に負けず劣らずな魅力的なキャラクターたちで構成されています。陵南の仙道が出る試合は記憶に残るシーンが多く、好きなキャラクターの一人です。

    これ読んだらダムダムしたくなる!!

    バスケ漫画の代名詞としても名高い作品で、凄く人気のある作品です。1990年代の作品にしていまだに根強い人気がある。バスケをしている人もしていない人も絶対に呼んだほしいこの作品。キャラクターもいいんですけど、ストーリーが凄くいい。ゲーム展開とか凄く面白くて毎回手に汗握る好ゲームを展開していってくれるから、何度読んでも面白い。そして、何よりバスケをしたくなってしまうくらいにバスケファンを増やし続けるこの漫画に脱帽です。ダムダムしたくなる。

    知らなかった宮城リョータの過去

    今まで宮城リョータの過去についてこんなに取り上げたことはあっただろうか?父母、兄、妹との関係性、何が彼をこれほどまでにバスケに夢中にさせたのか。え?宮城リョータが主役なの?と思う方も沢山いるだろうが、映画が進むほどに宮城の魅力に取りつかれていく。メンバーとの積み重ねてきた絆も所々に見られカッコイイと思わせる。それぞれの苦悩を乗り越えてのこの試合にかける気持ちがじんじんと伝わり、必死に応援している自分に気づくはず。是非、見ていただきたい作品だ。

    最後の試合、山王戦。

    バスケットボール漫画の金字塔とも言える名勝負だ。この試合では、桜木や湘北チームのメンバーがそれぞれの葛藤や成長を描きながら、ライバル校の山王高校との壮絶な戦いを繰り広げる。桜木の負傷やチームの苦境にも関わらず、彼らは結束し、友情や努力、情熱を示す。特に、桜木のラストダンクは圧巻であり、湘北チームの奮闘の結晶とも言える瞬間だ。また、ライバル校の選手たちもそれぞれの個性や情熱を持ち、試合を盛り上げる。この試合はバスケットボールの試合だけでなく、人間の成長や友情、努力の意味を深く描いた感動的な物語であり、読者を引き込む魅力がある。

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