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    漫画:働きマンのレビュー・感想

    漫画:働きマンのレビュー・感想

    あらすじ

    松方弘子は28歳の独身編集者で、週刊誌『JIDAI』を発行する豪胆社に勤めています。編集長や上司、同僚たちとともに、スクープを追いかけ、取材や記事執筆に奮闘する日々を送っています。弘子には「働きマン」と呼ばれるほどの特技があり、一度仕事スイッチが入ると、通常の3倍の速さで寝食を忘れて仕事に没頭する姿勢が特徴です。しかし、そんな彼女には、恋人との関係がうまくいかないという悩みもあります。多忙な生活のため、恋人・山城新二とは3か月以上もセックスレスが続き、会う時間もなかなか取れない状態です。仕事とプライベートのバランスに悩みながらも、弘子は女性としての幸せよりも、まずは一生懸命働くことを大切にしており、時折それが周囲とのギャップやトラブルを生むこともあります。

    そんな彼女が体調を崩し、友人で内科医の荒木雅美に診てもらうと、「仕事も恋もほどほどにしないとどちらもうまくいかない」と警告されます。それでも、弘子は周囲の期待に応えたいと奮闘し続け、夢である30歳までに『JIDAI』の編集長になるため、次々と新しい企画を立ち上げます。

    ある日、外務大臣のインタビュー記事を担当することになった弘子ですが、大臣の本音に迫ることができず失敗。しかし、大臣の秘書からタレコミの電話が入り、国の機密費流用という大スキャンダルを掴みます。恋人・新二との待ち合わせを断って取材に駆けつけた弘子は、編集長の指示で巻頭記事に差し替え、大スクープをものにします。「働きマン」のスイッチが再び入り、彼女はさらに仕事に没頭していきますが、恋愛とのジレンマに悩む日々は続きます。

    作者:安野モヨコ

    目次

    働きマンのレビュー・感想

    17年ぶりに新刊が出た!

    未刊行だった分の5巻が最近発売された働きマン。4巻まで普通に読んでいて、改めて読むと女性の働き方って難しいと思わせる…わけはなく、安野モヨコ先生の描く女性は生半可なタイプはおらず、みんな芯があって一本立ちしているようなキャラばかり。たまに涙は流しても、人様にクヨクヨした姿はあまり見せないのがまた素敵。5巻でもその姿が描かれ、普段誰の目にも止まらないような仕事も取り上げて働きマンと名付けてくれる。この作品は本当に素敵です。

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