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    漫画:聖☆おにいさんのレビュー・感想

    漫画:聖☆おにいさんのレビュー・感想

    あらすじ

    世界の終焉が訪れるとされた世紀末。しかし、その危機は神々の働きにより、人間たちの知らない間に回避された。そして新たな時代、新世紀の始まりとともに、目覚めし者であるブッダと神の子・イエスが、日本の立川市に降臨することになる。彼らの降臨は、奇跡を行うためではなく、世紀末の危機回避に対するご褒美としての有給休暇という形でのバカンスだった。

    ブッダとイエスは六畳一間のアパートでルームシェアを始め、下界の人々に正体がバレないよう慎ましく生活することに。彼らは、日常のさまざまな出来事を新鮮な気持ちで楽しみながら、2000年ぶりの人間界における「ジェネレーションギャップ」を体験していく。ブッダは節約志向で、穏やかに暮らし、イエスは無邪気で感受性豊かな性格で、周囲と適度に交流しながらも、神としての力を目立たせないよう苦労しつつ日常を送る。

    こうして、神々のユーモラスでのんびりとしたバカンス生活が始まり、立川市での非凡な日常を描く物語が展開されていく。

    作者:中村光

    目次

    聖☆おにいさんのレビュー・感想

    堅苦しい話かと思いきやギャグ漫画

    誰もが知るようなイエス、ブッダが主人公となった漫画。タイトルからして堅苦しさは感じないものの、登場人物的にもっと説法的なことでとお堅い系の話かと思いきや、そこらへんにいる「おにいさん」のように暮らしているイエスとブッダがクスッと笑えるような毎日を送るお話。イエス、ブッダ以外の登場人物、キャラクターも個性的で、自分は何の漫画を読んでいたんだろう…?と思うくらいに世界観が作り込まれていて、気分転換するにはもってこいの一冊。

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