あらすじ
1998年4月、フランスW杯まで2か月に迫る中、サッカー日本代表チームが初のW杯出場を決めた時期、中学2年生の風祭将は私立桜上水中学校に転校する。風祭は名門・武蔵森学園中等部に在籍していたが、身長が低いことを理由にサッカー部の3軍に落とされ、雑用ばかりの日々に苦しんでいた。サッカーへの情熱を捨てきれず、風祭は桜上水中へ転校を決意。しかし、名門校からの転校生と期待されたものの、部員たちから下手だと失望され、サッカー部から距離を置くことになる。
それでも、諦めずに厳しい自主練習を始めた風祭の姿は、天才的なサッカーセンスを持つ同級生の水野竜也や、部活に消極的だった補欠部員、そしてサッカー部を離れていた才能豊かな佐藤成樹の心を動かす。次第にチームメイトとして団結し、風祭は仲間たちと共にサッカーの楽しさを再発見していく。
春の地区予選大会で強豪・武蔵森に挑む決意を固めた風祭は、チームメイトとの絆を深めながら、試練を乗り越え成長していく。やがて、東京都選抜チームに招集される日が訪れ、風祭は未来を期待される若手選手の一員としてその名を刻むことになる。
作者:樋口大輔
目次
ホイッスル!!のレビュー・感想
サッカーで成長する男子学生の話し。
中学2年生で私立の中学から公立の中学へ転校した風祭将。サッカーが大好きな青年。転校する前は武蔵野森学園でサッカー部に入っていた。しかし毎日雑用ばかりでボールには触れる事さえ出来ない。そんな日々に嫌気がさし環境を変える為に転校することを選びとった風祭将。転校した先ではきちんとサッカーすることが出来るのか!?この漫画は大人に読んでほしい物語です。環境を変えることは不安でしかないと思います。中学生でも気持ち一つでなんとかなるというのを見れる作品です。