あらすじ
小児医療を舞台に描かれる親子の物語。妻を亡くし、シングルファザーとなったサラリーマン・羽根田は、二人の子どもを一人で育てることになり、理解できない子どもたちの行動に日々翻弄されていた。そんなある日、電車内で息子・みちるが突然体調を崩してしまう。混乱する羽根田を助けたのは、悪魔のようなメイクをした若者・琴吹だった。琴吹は冷静かつ的確な処置でみちるの急病の原因を突き止め、彼の命を救う。しかし、この出会いが羽根田一家と琴吹を巻き込んだ新たな展開を予感させる。
作者:佐原ミズ
医療監修:北岡寛己
目次
ハネチンとブッキーのお子さま診療録のレビュー・感想
こんな小児科の先生がいてほしい!
小児科のブッキー先生、なかなか良いキャラをしていて大好きです。外見は化粧をしていればパンク系?のお兄さんなのに、化粧を取れば笑顔の素敵な美青年。ギャップに萌えます。 そして何より、ハネちんと呼ばれる主人公。初めこそこのお父さん大丈夫?と心配になるレベルでしたが、2巻に入る辺りにはきちんと素敵な保護者になっているのも良かったです。身近にこんな良い相談相手がいたらなぁ…と思ってしまいました。なかなかいないのが残念。続きが読みたくなる作品です。