あらすじ
裏社会で「ファブル(寓話)」として知られる殺しの天才が、組織のボスから一年間の殺し屋稼業休業を命じられ、一般人として生活することになります。彼は「佐藤明」という偽の身分を与えられ、大阪の暴力団・真黒組に身元を預けられます。佐藤には殺し屋時代からの助手である佐藤洋子が同行し、二人で新たな生活を始めます。しかし、殺し屋としてしか仕事をしたことがなく、一般常識に欠ける佐藤にとって、普通の生活は未知の世界です。仕事や日常生活の中で戸惑いながらも、彼は一般人としての平穏な日々を送れるのか?
作者:南勝久
目次
ザ・ファブルのレビュー・感想
中毒性が高くて虜になってしまう
凄腕の殺し屋でありながらもとにかく天然の主人公で、度々シュールなシーンが入ってきて本当にお腹を抱えて笑ってしまいますし、それでいて殺し屋としての腕の凄さや格好良さがあるので、このギャップには一撃で虜になってしまいました。また、アウトローや闇の世界観が抜群なので、漫画でありながらも緊張感がひしひしと伝わり思わず手に汗を握ってしまいますし、読めば読む程にどんどんハマってしまう魅力があり、非常に中毒性が高いです。